OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町 オガワコーヒー ラボラトリー桜新町

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2020.8.1

1952年に京都で創業した小川珈琲。そのリブランディング・プロジェクト第一弾として完成したのが、桜新町のOGAWA COFFEE LABORATORY です。

クリエイティブディレクションの起点となったのはネーミング。名前を『OGAWA COFFEE LABORATORY』にすることで小川珈琲が持つ先進的な側面を訴求。スペシャリティコーヒーの知見の深さや焙煎技術の高さ、バリスタのレベルの高さなどコーヒーカルチャーのリーディングカンパニーであることを体現しながら、そこからさらに進化する実験的なショップであることを目指しました。

特徴的なのはカウンターの内側がお客様が過ごすスペースよりも深く、掘り下がっていること。これは物件が元々備えていた特徴で、その高低差を活かした空間づくりをデザイナーに依頼。中央には茶室のようなにじり口のある蔵(コーヒー豆の貯蔵庫)を配置し、それを回遊するようにカウンターを作ることで自然な導線を確保。同時にどこからでも珈琲職人の所作が見える空間を実現させています。

加えてこだわったのは、明るすぎない空間であること。大きな窓から十分に外光が差す店内は、昼は昼、夕方は夕方、夜は夜の絵になる。その魅力を最大限に生かした空間になるようディレクションをしました。

カップ&ソーサーやトレー、スペシャルティコーヒー用のデキャンタ、各所カトラリーなど、隅々に至るまで、その道のスペシャリストを起用。それでいてそれぞれが主張しすぎない調和の取れた、今までにない新しい空間となっています。

クリエイティブ ディレクター
南 貴之 (alpha.co.ltd)

建築デザイナー
関 祐介 (Yusuke Seki Studio)

料理監修
丸山智博 (cherche inc. )

音楽セレクター
沖野修也 (Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet)

編集
柴田隆寛 (Kichi)

アートディレクション
小酒井祥悟 (Siun )

陶芸家
大谷哲也
スペシャルティコーヒー用のカップ&ソーサーを製作。

木工作家
内田 悠
スペシャルティコーヒー用のトレーを製作。

ガラス作家
蠣﨑マコト
キャンドルホルダーを製作。

木工作家
コーチ・カズノリ
物販用のシェルフを制作。

ガラス工房
STUDIO PREPA
スペシャルティコーヒー用のデキャンタを製作。

真鍮作家
Lue
カトラリーを制作。

木工作家
小山 剛
店内のアートを制作。

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