働き方の選択肢を広げながら、<br>チームに新しい視点を。

INTERVIEW

働き方の選択肢を広げながら、
チームに新しい視点を。

Graphpaper AOYAMA / 畑 波奏

「女性目線」を、チームの中に根づかせるために

── 「Graphpaperのウィメンズ強化」をミッションに入社されたそうですが、実際に入社してみてどうでしたか?

Graphpaperはお客様の多くが男性で、女性のお客様はカップルやご夫婦で来店されることが多いです。女性一人でいらっしゃるケースはまだほとんどなく、店頭スタッフもほとんどがメンズ。だからこそ「ウィメンズをどう伝えるか」という点で、入社当初からギャップを感じていました。男性と女性ではものに対する価値観や重視するポイントに少し違いがあるので相談を受けることも多く、そのたびに、どう伝えたらメンズスタッフに自然に理解してもらえるかを考えながら接しています。単にウィメンズを販売するのではなく、「女性の感覚」をチーム全体で共有していくことが、ウィメンズ拡大の第一歩だと思っています。

── 女性目線から見た、Graphpaperの魅力はどんなところにあると思いますか?

Graphpaperの魅力は、素材やつくりへのこだわりがすごいブランドでありながら、それを“特別なものとして見せない”ところにあると思います。どんな年代や性別の方にも似合うシンプルさがあり、5年後も着られるようなタイムレスな良さがあります。だからこそ、まだ出会えていない女性にもきっと響くはずだと現場でも感じています。ディレクターの南が「退屈ではない普通」と表現しているように、華やかさや派手さではなく、日常にすっと溶け込む上質さ。歳を重ねるほどに、“何を着たらいいかわからない”という壁にぶつかる女性は多いですが、Graphpaperの服はその時々の自分に寄り添えるブランドだと思います。

すべての仕事が、ブランド体験につながっている

── 販売以外にも撮影やセールスサポートなど幅広く担当されています。

正直、すべてが初めての経験でした。撮影も、セールスサポートも、どれも新しいことばかりで。でも実際に携わってみると、どれもつながっていることに気づきました。撮影したビジュアルを見て来店されるお客様がいたり、たとえば地方の卸先でGraphpaperを知った方が後に直営店へ来てくださる可能性もあります。どの業務もブランドの魅力を伝えるという点で一貫していて、だからこそどれも同じくらい大切なんです。成果を出すというよりも、まずはつながりを意識して取り組むことが、今の私にとってのやりがいですね。

“時間”よりも、“姿勢”で成果を出す。

── 現在、時短勤務をされているそうですが、限られた時間の中で働くうえで意識していることはありますか?

限られた時間だからこそ、ただ作業をこなすのではなく、ひとつひとつの仕事に気持ちを乗せることを大切にしています。時間が短いと、どうしても受け身に見えがちになってしまうので、常に「自分ごと」として考えるようにしています。「もっとこうしたら良くなるかも」と思ったことは口に出して伝えたり、自分から動いたり、小さな積み重ねが成果につながると思っています。また、週単位でタスクを整理して、1日ごとにやることを明確にしてリミットを設けることで、限られた時間でも集中して働けるように工夫しています。そして、もうひとつ意識しているのが、他部署とのコミュニケーションです。本社勤務を経て店舗に入った経験もあり、さまざまな部署の方と話す機会を大切にしています。alphaにはいろんな経歴の方がいて、話を聞くのがおもしろいので、臆せず自分から話しにいくようにしています。日頃から声をかけ合っておくことで、困ったときにも相談しやすくなりますしね。

働き方に縛られない、チャンスのある会社。

── 時短勤務という立場から見て、alphaはどんな会社ですか?

どんな働き方であってもチャンスが平等にある会社だと思います。「時短だから」「子どもがいるから」という理由で任せてもらえないことはありません。むしろやる気と実力があれば、どんな働き方でも認めてもらえる環境です。年功序列ではなく、自分の行動次第でポジションもチャンスも変えられると思います。私自身も、子どもとの時間を大切にしながら成果を出していくことで、同じように働きたい人たちのロールモデルになれたら嬉しいです。